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大慶堂からのお便り

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多動症

大慶堂漢方薬局のオカリエです(^^)

今日は、産後行っていなかった八重洲での勉強会に、

行ってきました!今月から、さんあい薬局の店長イッシーと、

あい薬局の薬局長、そして幸子ドンも一緒です(*^▽^*)

中央は、講師の松江先生♪

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漢方薬局の伸子先生も別のクラスに出席しています♪♪

日本でも有名な六味地黄丸。元々は、宋の時代の中国の医師が

子供のために作った処方。これは、子供の腎の気を高めるために

作られました。中医学の腎とは、西洋医学の腎臓と同じではありません。

水を司ったり、生殖を意味したり、成長も司り、生命の源とも

言われています。

この六味地黄丸を中国の医師が「多動症」に使った症例を

今日教わりました。5歳の男の子で、落ち着きがなく、脈を見たとき

手がとても熱く、顔も触ると火のように熱い子で、

「腎陰虚証」として、3ヶ月六味地黄丸を使った所、手足の熱さがなくなり

落ち着きも、取り戻したそうです。

子供の腎精不足(生まれつきもった腎精の力)は、母親の

胎内にいた頃から左右されると言われており、また恐怖体験

でもおこると言われています。

やはり、妊娠中の養生がいかに大事かも思い知らされます。



そして、今日は、3、11。

2時46分、教室の全員で黙祷しました。




尊い命、人だけでなく動物、そして豊かな自然まで…。

大人でさえ、恐ろしい体験。あの子供達は大丈夫なのだろうか。

いつも心で思っていました。

泣きたいのに我慢していたり、涙も枯れ果てた人、頑張って歩き出した人

テレビで見る度、心がうたれます。


私達は、逆に今から今までよりもっと 

 復興に向けての応援をしていきたい、

 必ず美しい東北を取り戻せる、 そう強く思います。
by taikeido | 2012-03-11 23:30 | happy-漢方-